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2017年4月

2017年4月21日 (金)

第31回 オーケストラの日(3/31)

リンク切れしていたらごめんなさいなのだがこのような企画 なんである。毎年3月31日と決まっていて、マチネなので仕事が休みでないと行けないのだが、今年はソリストがルセフでしかも休みときたもんだ。

この日は上野でソワレもあり、そっちのお連れが、どうやら仕事がオフらしいとわかり、「ちょいと来ない?ルセフのシベコン凄いよ~。」と言ったら、喜んで来てくれた。一人で演奏会に行くのは全く苦にならないけれど、このイベントは開演前のロビーが楽しいんである。

子供たちのためには様々な企画もあるけれど、首都圏オケがそれぞれブースを出していて、パンフレット配ったりグッズを売ったりしておりまして、そーゆーのって、お連れがいると楽しいじゃないですか。

(「金髪王子饅頭」なんて販売してたこともあったんです・・・もちろん総統閣下がお怒りになる前の話ですが。)

その楽しさの中でついついその気になってしまう「あ、これ聴きたい!」・・・インキネンの「ラインの黄金」をポチってしまいましたとさ。

祝祭オケはプロ集団とは言え、「何となく合わせられちゃう」とは言え、やはりどことなく線が細い気もしたが、何せソリストがソリストなので、そんなことはどうでもいい・・・と言ったら失礼か。好き嫌いが分かれる音かも知れないのだが、お時間ありましたら。youtube でルセフを検索すると、チョンさんと共演しているシベコンがヒットするはずだ。

私はあのような彼の演奏を心から愛するんであります。

そして考えていたこと。大野さんが音楽監督に就任されたので都響会員になったけれど、大野さんが振らなくても、都響を聴きに行く機会が増え、N響のAC定期にほとんど行かなくなってしまった。仕事との兼ね合いもあるが、ホールのせいでもあるので。私はサントリーの響きが一番好きだが、その次が上野で、そうなると都響に行くことになる。

では他の在京オケには行かないのか?と言えば、土日のマチネが多いんだなぁ。そりゃ仕事を休むことは可能ではあるが、年明けに家庭事情が大きく変化して、土日は家にいることにしようと考えるようになった。

てなわけで、今後はどうするかと言えば、平日夜に「聴きたいホールで聴きたい曲を聴こう」ってな感じですかな。


2017年4月17日 (月)

旅するヴァイオリン vol.63 ~モーツァルトからベートーヴェンへ~(3/27)

少し時間が経ちすぎたので、備忘のみにて。

ヴァイオリン、白井篤氏、ピアノ、大須賀恵里氏。

「ヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョ(モーツァルト)」

「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ K454(モーツァルト)」

「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第10番(ベートーヴェン)」

演奏はいつも通り・・・とは変な表現になるけれど、「私の心が帰る場所」の一つが白井さんの演奏でありまして、そこには心地よさがあふれている。

今年のリサイタルはベートーヴェンの10番がメインとのことで、もちろん何回も聴かせていただいているけれど、秋には「どんな」10番が待っているのだろうか。

それはそれは楽しみなことである。

2017年4月 7日 (金)

東京・春・音楽祭 都響メンバーによる室内楽(3/25)

「メンデルスゾーン《弦楽八重奏曲》」がメインディッシュであり、もちろんそれが聴きたくて上野に行ったんである。

メンバーなど詳細はこちら であります。

「アルペジオーネ・ソナタ(シューベルト)」。今宵はヴィオラとギター版。アルペジョーネなる楽器奏者がほとんどいないため、ヴィオラやチェロのソナタとして演奏されることがほとんどであり、その相方はピアノであったり、ハープであったり、今宵のギターであったり。

聴く機会には恵まれているので、様々な組合せで聴いているのだが、何となく、何の根拠もなしに何となく、アルペジョーネって、繊細な音の楽器じゃないのか?と思う。ヴィオラもチェロも中低弦であり、やはり存在感が大きい。その相方がギターやハープだった時、かすかに違和感を感じる私の耳は、この曲をどのような曲として捉えているのだろうか。

「ギターと弦楽四重奏曲のためにアセキアス(ナイクルグ)」。かなりの難曲だった。まごうことなきゲンオンではあるが、ごめんなさい、やはりギターとは異質なものであると、私の感性が唸るんである。もちろん、そうであれば異質なものの共演(対決)が、何かを醸しだし、私を思索へと誘うはずだが、さすがにまだ精神的な疲れもあり、半分撃沈。

「弦楽八重奏曲(メンデルスゾーン)」。チェロ1本はコントラバスに変わって、下支えが重厚になった。某クィンテットのルーツは、開演前のロビー演奏でこの曲を演奏したことがきっかけらしいが、私はその演奏を聴いていないし、そもそもが、いつの間にやらこの曲が好きになっていて、演奏会を選ぶ決め手になるほどである。

(もちろん、ハイフェッツには「どひゃー」の演奏があるが、それはまた別の話。

私のブログを読んでくださっている人には、もう「耳タコ」であろうが、私が思うメンデルスゾーンは、その不幸な人生をふまえてなお、作品には「幸せという名の守護天使」が飛んでいる。lこの曲などその最たるものであり、幸せにハイとなれる。

それが私の好きな都響の弦で演奏されたんであるから、もう何も言うことなどなかったな。

(東京文化会館 小ホール M列19番)

2017年4月 5日 (水)

東京・春・音楽祭 HORNISTS 8 《ワーグナー×ホルン》(2/22)

~N響メンバーと仲間たちによるホルン・アンサンブル ~とのサブタイトルがつく。

メンバー・詳細などはこちら

楽しかったし堪能もしたが、単楽器によるアンサンブルを聴くことは、なかなかにハードである。その楽器をどんなに愛していてもかな。

それは弦楽器でも変わらないんだけどね。それをマチソワ聴こうってのも、酔狂すぎるかも知れない。

(東京文化会館 小ホール A列17番)

2017年4月 3日 (月)

第827回 定期演奏会Aシリーズ(3/21)

新彼岸も過ぎ、私の日常がようやく戻りつつある。2月にも演奏会はあったが、演奏者様が病み上がりだったり(爆)、感性が鈍化したのか、今ひとつしっくりこなかったりした。ということで、この演奏会が日常への第一歩であり、音楽の神様はそこに多大なる祝福を与えてくださったのだった。

指揮。大野和士氏。ピアノ、シュテファン・ブラダー氏。

「ピアノ協奏曲 第1番(ブラームス)」。なせか2番が演奏されると思いこんでいたので、ホルン首席が西條さんでないのかぁ・・・有馬さん嫌いじゃないけど・・・ボケ~っとしていたら、マエストロが颯爽と登場して、いきなりオケが奏で始めた。

うぎゃっ!1番ではないか。心構えができていなかったので、いささか混乱するも、1番も好きだしね、だんだんに大野さんの演奏に入り込んでいくことができた。

この定期プロは福岡と名古屋でも演奏しており、出待ちの「耳ダンボ情報」によると、名古屋のホールの響きが一番いいらしい。私は名古屋は知らないけれど、アクロスは行ったことがあり、上野との違いはわかる。ダンボはそれ以上の考察はしないけれど、「皆々様」におかれましては、ソリストは最初のうち、ホールとの兼ね合いを探っていたそうな。

小山さんの演奏で聴いたことあったな。松本イベントの時期で、主要メンバーはそっちに行ってしまい、珍しくも都響の音が薄かった記憶がある。でもそれでも、私は大野さんの音楽を感じることができたのだから、大野さんが特別なんである。

「交響曲 第4番(ブラームス)」。この曲は苦手と言えば苦手であるが、それは聴くときの私の心に大きく左右される。私の内なる感情は、この曲によって引きずり出されるような気がしてならず、時に、心が折れそうになることもあったのだが、大野さんがウィーン響と来日して、サントリー究極のP席で聴いたとき、私はマエストロの唸り声にノックアウトされたのだった。いやだからそれで、この曲が好きになるとかそうでななく、いつものことではあるが、そうやって私は大野さんの音楽と一体化する自分を感じて、それは至福なのだ。

今宵は上野の4階だったが、受け取るものは受け取った。それで十分。そして終演後には、零れるような微笑みと共に

“Wie geth's Ihnen ?”

これ以上のものがあるだろうか。私の心は長い長いトンネルを抜けた。

(東京文化会館 4階R1列のどこか)




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