2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 演奏会のお知らせ | トップページ | 東京・春・音楽祭 HORNISTS 8 《ワーグナー×ホルン》(2/22) »

2017年4月 3日 (月)

第827回 定期演奏会Aシリーズ(3/21)

新彼岸も過ぎ、私の日常がようやく戻りつつある。2月にも演奏会はあったが、演奏者様が病み上がりだったり(爆)、感性が鈍化したのか、今ひとつしっくりこなかったりした。ということで、この演奏会が日常への第一歩であり、音楽の神様はそこに多大なる祝福を与えてくださったのだった。

指揮。大野和士氏。ピアノ、シュテファン・ブラダー氏。

「ピアノ協奏曲 第1番(ブラームス)」。なせか2番が演奏されると思いこんでいたので、ホルン首席が西條さんでないのかぁ・・・有馬さん嫌いじゃないけど・・・ボケ~っとしていたら、マエストロが颯爽と登場して、いきなりオケが奏で始めた。

うぎゃっ!1番ではないか。心構えができていなかったので、いささか混乱するも、1番も好きだしね、だんだんに大野さんの演奏に入り込んでいくことができた。

この定期プロは福岡と名古屋でも演奏しており、出待ちの「耳ダンボ情報」によると、名古屋のホールの響きが一番いいらしい。私は名古屋は知らないけれど、アクロスは行ったことがあり、上野との違いはわかる。ダンボはそれ以上の考察はしないけれど、「皆々様」におかれましては、ソリストは最初のうち、ホールとの兼ね合いを探っていたそうな。

小山さんの演奏で聴いたことあったな。松本イベントの時期で、主要メンバーはそっちに行ってしまい、珍しくも都響の音が薄かった記憶がある。でもそれでも、私は大野さんの音楽を感じることができたのだから、大野さんが特別なんである。

「交響曲 第4番(ブラームス)」。この曲は苦手と言えば苦手であるが、それは聴くときの私の心に大きく左右される。私の内なる感情は、この曲によって引きずり出されるような気がしてならず、時に、心が折れそうになることもあったのだが、大野さんがウィーン響と来日して、サントリー究極のP席で聴いたとき、私はマエストロの唸り声にノックアウトされたのだった。いやだからそれで、この曲が好きになるとかそうでななく、いつものことではあるが、そうやって私は大野さんの音楽と一体化する自分を感じて、それは至福なのだ。

今宵は上野の4階だったが、受け取るものは受け取った。それで十分。そして終演後には、零れるような微笑みと共に

“Wie geth's Ihnen ?”

これ以上のものがあるだろうか。私の心は長い長いトンネルを抜けた。

(東京文化会館 4階R1列のどこか)




« 演奏会のお知らせ | トップページ | 東京・春・音楽祭 HORNISTS 8 《ワーグナー×ホルン》(2/22) »

音楽・ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2003008/70137608

この記事へのトラックバック一覧です: 第827回 定期演奏会Aシリーズ(3/21):

« 演奏会のお知らせ | トップページ | 東京・春・音楽祭 HORNISTS 8 《ワーグナー×ホルン》(2/22) »

ブログパーツ

  • by 無料ブログパーツ製作所
    [PR]