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2016年12月17日 (土)

N響Bプロ(11/30)

毎年12月はマエストロ・デュトワ月間で、今年は曜日合わせの関係なのか、11月最後の日に始まり候。

指揮、シャルル・デュトワ氏。

「組曲『3つのオレンジへの恋』(プロコフィエフ)」。オペラも戯曲も知らないのに、なぜか3曲目の「行進曲」だけは知っている。どこで聴いたものやら全く記憶にない。ハイフェッツのアンコール・ピースとしても知られ、その編曲によるものはイギリス館で 白井さんの演奏を聴いているけれど、あの時も、すでに知ってる曲として聴いてたのだ。

まぁ、そんなことはどうでもよろしくて、最近あれこれとお勉強して、いや、そんなことをしなくても、この曲の作曲年代・初演年代や場所を見れば、プロコフィエフが亡命していた頃の作品だとわかる。モダニズムとかアヴァンギャルドであるとか、そういうのはよくわからないけれど、何となく、中途半端な位置づけにある音楽のように思えた。

「バレエ音楽『マ・メール・ロワ』(ラヴェル)」。マエストロ月間の演目が発表になった時、実はとても困惑した。この定期しかり、半月後のCプロしかり、私が夢にまで見る大野さんの演奏とかなりかぶったんである。そりゃ、演目は星の数ほどあれども、定期に上げる曲には、それなりに思惑もあるのだから、かぶってもしかたないのだが。

よりによって、十八番であったり、かなりのインパクトを持って、私の心に残っている演奏だったりしたわけでして。

ペロー童話を題材にしたこの曲は、ストーリーをなぞりながら聴くと、面白さ倍増であるけれど、欧米指揮者は、バレエ音楽に長けている・・・って、マエストロに失礼すぎますが、大野さんもそうなんでして、マイムが見える音楽をオケから引き出すことができることにおいて、指揮者の力量が問われる世界は、日本にはまだ根付かないかも知れない。

・・・京響を振ったときの、大野さんのプレトーク、楽しかったなぁ。

「交響曲 第5番『運命』(ベートーヴェン)」。快演。う゛んだば。唸るマエストロ、それでもいつもの優雅さは失いませなんだ。

だがしかしっ!

あの日 、ゲネプロではあったが、大野さんがこの曲と対話する様を、目の当たりし、そして曲が作られる様も実体験した。あの至福の時間は、生涯にわたり私の中で最高ランクに位置するものであり、故にあれ以降、この曲を他の人が振った場合は、「誰それの運命」として聴くことになった。ぶっちゃけた話、大野さんの演奏を聴いちゃえば、それ以降はみーんなそうなっちゃうんですけどね。

とは申せども、目の前で繰り広げられている演奏を無視することもできない。しかも、都響もN響も、溜池山王のマイシートは、ほぼ同じ位置にある。そのロケーションで、マエストロの指揮を眺めると、なかなかに興味深い。

オケに意志がないとは言わないが、私はオケの演奏は指揮者の意志の具象であると考えている。もちろん、あまりにも酷ければ反乱はおこすだろうが、マエストロ・デュトワはオケをしっかりとドライブするし、オケも反応する・・・彩変わるもんね。

それをふまえて聴くならば、そうか、この指揮者は、こういう振り方で、こういう演奏を引き出すのか・・・なるほど・・・てなことを体感できるマイシート、やっぱり手放せないな。

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