2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 旅するヴァイオリン vol.60 ~ バロックから古典へ ~(11/14) | トップページ | Just the Way You Are »

2016年11月23日 (水)

都響 第817回 定期演奏会 Bシリーズ(11/19)

 

私だけの勝手な思いではあるが「いつも帰る場所」がある。

白井さんのヴァイオリン。某氏のチェロ。そして大野さんの音楽。

この3つは完璧無比なものではない。お三方いまだ発展途上と表現するのは、言葉の使い方いささか失礼ではあれど、もはやこれ以上のものはないと思いつつも、次なる機会では必ずまた新しき心地よさをいただける。そんなお三方でございまして、本当はランクなどつけたくはないけれど、でもやっぱり。

大野さんに勝るものなし。

指揮、大野和士氏、ヴァイオリン、庄司紗矢香氏。

「組曲『ペリアスとメザリンド』(フォーレ)」。出待ち仲間と終演後に話し、二人とも 2014年のアンコール を思い出していたことを知り、懐かしかった。上野星矢氏が乗っていたリヨンオケ。「シチリアーノ」の美しさは今でもはっきりと思い出せる。・・・ってことは、ヒジョーに申し訳ないけれど、この組曲は私にはまとまった感覚での感性を刺激させないんだな。

(・・・と失礼なことを書いて、その後ネットはあるが戯曲をしっかりと理解した上で、改めてこの4曲を思うと、今度は、なぜにこういう組曲を成したのか(場面選択であるとか)が気になってくるのだった。はい、聴くこちとらも、アラカン近くではありますが発展途上です。)

「ヴァイオリン協奏曲『夢の樹』(デュティユー)」。これ が強烈であったがために これ  を聴きに行き(ブラ2もあったしさ)、そこでいささか壁にぶつかってしまったのだが、本来ならそこでゲンオンを聴くほうにスイッチが入るはずなのだ。

(私のゲンオンの聴き方は、曲とは離れたところで、思索にふけるんである。音楽はその思索の回りで言霊のように飛び回り、それが快感なんだよぉ。)

しかし今宵は、庄司氏の音に魅了され、それが悪い方向に働いてしまったかも知れない。ごめんなさい、曲を理解できずに終わってしまった。

「交響曲『ペリアスとメザリンド』(シェーンベルク)」。交響詩は大野さんの十八番であるので、当たり前といえばそうなのだが、圧巻であった。都響の力まさにここにあり。シェーンベルクは「浄夜」しか聴いたことがないが(その代わりに色んな編成で聴いてるけどね)、最初に聴いたのが大野さん&都響で、目眩がするほどクラクラしたことを覚えている。

私の勝手な思いこみであるが、シェーンベルクという人は、「音楽」によって、人の心のなかにある「情念」のようなものを引きずり出すことができる人であったのではないか。いやそれは受け取る側の私の精神構造なのか。

しかし、この感覚は、ホールで聴かなければ感じえないものなのである。

時に響きのバランスが悪いとは言え、今のマイシートはベスト選択なんだろう。多分、そのまま継続だな。

« 旅するヴァイオリン vol.60 ~ バロックから古典へ ~(11/14) | トップページ | Just the Way You Are »

音楽・ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2003008/68549271

この記事へのトラックバック一覧です: 都響 第817回 定期演奏会 Bシリーズ(11/19):

« 旅するヴァイオリン vol.60 ~ バロックから古典へ ~(11/14) | トップページ | Just the Way You Are »

ブログパーツ

  • by 無料ブログパーツ製作所
    [PR]