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2016年11月 3日 (木)

白井篤 ヴァイオリン・リサイタル(10/18)

昨年まで10年間は浜離宮。新たな思いで今年からは王子ホールにて。私は2回目から聴いているけれど、このリサイタルを聴かねば秋にならず、そして、それこそ「思い出のアルバム」のごとく「あんなこと こんなこと あったでしょ」の10年間ですかね。

ヴァイオリン、白井篤氏、ピアノ、大須賀恵里氏。

「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番『クロイツェル』(ベートーヴェン)」。白井さんの演奏は毎月聴いているし、この曲も何回も聴いているのだが、何となく聴いてる私にしっくり来ない。私のフィジカルコンディションがあまりよくなかったこともあるのだが、今、これを書いていると、他にも外的コンディションが大きく左右していたのだと気づく。

空間の大きさ。客数による響きの違い。そして私の席。

マロワールドで、白井さんにとってはとても演奏しやすいホールなのだけれど、ソロリサイタルとしては初めてのホールなれば、私は初心に戻って最高のポジションで聴くべきだったのだ。

来年からは、それを心しておかねばばらないだろう。

「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番(イザイ)」。いきなり大曲で始まったので、この曲の前に休憩が入り、いくらか私の感覚も修正されて、いつものように、白井さんの演奏を楽しむことができるようになった。実を言えば、ヴァイオリンもチェロも、無伴奏はちと苦手なのだが、プレ・コンサートでレクチャーも受けていたので、各楽章のサブタイトルの意味など考えながら聴いてみたりした。

(「執念」「憂鬱」「亡霊の踊り」「復讐の女神たち」が各サブタイトル。)

「主題と変奏(メシアン)」。こなれた。そのひと言につきる。

「ヴァイオリンピアノのためのソナタ 第1番(サン=サーンス)」。「オルガンつき」を想起させるようなこのソナタは、全編にわたり見せ場のような曲で、息つく間もなく過ぎていき、そして最後の圧巻のユニゾンで締めくくられる。

表現としていかがなものかとは思うが、私が白井さんのファンとなったのは「音」であり、それは今も変わらない。であるからして、平素あまりヴィルトオーゾなるものを意識して聴いていない。自分が弦楽器を演奏できないこともあり、技術的なことをあれこれ言えないこともあるのだが。

それゆえ、高度なテクニックを要する(と思われる)曲を演奏されるとき、感じるのは「曲に対峙する心」であり、それに圧倒されるのだ。

来年の王子ホールでは、何を感じるのだろう。それまでまた1年、イギリス館に通う私なのである。


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