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2016年7月22日 (金)

旅するヴァイオリン vol.58 ~ミ ロルカ イザイ ~(7/14)

何やら判じ物のようなサブタイトルは「苦し紛れのcoldsweats01coldsweats01coldsweats01」とのことでしたが、いやなかなか充実したものでありました。

ヴァイオリン、白井篤氏。ピアノ、大須賀恵里氏。

「主題と変奏(メシアン)」。楽譜の最初に「ミのために」と書かれている。この曲の初演者でもあり、メシアンの最初の妻でもあったデルボスを、彼は「ミ」という愛称で呼び、そしてこの曲は結婚の贈り物として作曲された。

メシアンにしてはbleahbleahbleah聴きやすいというか。wiki には色々と書いてあるけれど、演奏する人のことを考えて作られた曲と思った。力量とかそういう意味ではなく、演奏者がもっとも輝ける曲として。この曲は白井さんの演奏で、あと2回聴くことになっている。その時にはまた、ちがった感想を持つだろうか。

「『3つの神話』より『アレトゥーザの泉』(シマノフキ)」ピアニストの大須賀さんは、共演ピアニストとして高名であり(と言ったら失礼だろうか)、セミナーやコンクールでお願いするのは大変らしいが、お願いされる方だって大変のようだ。

(私の仕事と比べるのは次元が違うだろうが、例えば10人のお客様が、すべて違うコーディネートを一度に頼んでくるとしたら、そりゃこちらも大変ですよ。)

ここに一つのジンクスがある。

「白井さんが毎春、リサイタルの曲を決めると、必ず音コン課題曲に選ばれる。」・・・実に不思議なことであると、毎年仰っていたのですが、今年はそのジンクスが破られまして、ではそれを逆手に取って、課題曲を演奏しちゃいましょう・・・何てことはないだろうがpunchpunchpunch、そんなこんなもありまして、ピアニスト様がこの夏に向けて、若いヴァイオリニストのために幾度となく演奏するであろう曲をチョイスした由。

私にはヴァイオリンの演奏技術知識が皆無なので、この曲を以て何を審査するのかはわからないけれど、元々の神話の内容を思うに、ヴァイオリンがニンフでピアノは神かなぁ?と思ってみたり。いやその逆かも知れないし。

いずれ、アルテミスが絡む話は怖いと思う私bearingbearingbearing

「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(プーランク)」。「GFロルカの思い出に」とのサブタイトルがつく。プーランクを聴いたことはあっただろうか?オペラはあるが他はない。それはまずかろうと、予習だけはしていった。そして、何だか冒頭が「真田丸」と似ていてかっこいいわ~と思っていたんだけど。

ロルカはもちろん知っている。ここ半世紀ぐらいに合唱をやったことがあれば、やったことがなくてもあの世界に興味があれば、「ガルシア・ロルカの詩による~」を、聴かないことはないはずだ。

しかし、白井さんのトークで少しだけ触れられたロルカの人生を、もっと知るべく調べたその真実はとても重いものだったshockshockshock.。

歴史は勝者が作るもの、それは敗者から見た側面であって、その逆もあるのだろう。ましてや内戦なるもの、どちらか真実なのかなんて部外者の私にはわからない。それでもプーランクはロルカを愛し、この曲を彼に捧げた。

作品と人となりは違うもの。そう言い切ることもできるだろうが、好んでロルカを歌う若者たちは、彼の人生をどのように捉えているのだろうか。

「ヴァイオリンとピアノためのソナタ(フランク)」。これはもう有名ですね。イザイの結婚祝いに献呈された曲でございまして、これでサブタイトルは完結いたしましたringringring

くどくどと感想を書く必要はないだろう。このソナタは大好きだし、白井さんの奏でる音はいつでも心の中で思い起こすことができるのだから。

「旅するヴァイオリン」、来月はお休みをいただいて、いよいよ9月は恒例の「プレコンサート」です。またお知らせなどいたしますので、よろしくお願いします。

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