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2016年7月27日 (水)

N響 「夏」 2016 東京公演(7/15)

開演前は、久々に演奏会友と早めの夕食にお茶。その時間の方が充実してたりして。

いささか納得のいかない演奏会ではあった。

指揮、クリスティァン・アルミンク氏、クラリネット、ポール・メイエ氏。

とりとめもないことを書くので、お品書きはまとめて。

「歌劇『魔笛』序曲(モーツァルト)」
「クラリネット協奏曲(モーツァルト)」
「交響曲 第9番『新世界より』(ドヴォルザーク)」

席は3階のそれなりの席で、もう何年もそのあたりを定席としてきた。決して嫌いではない。そりゃ1階中程であるとか2階センター最前列などには、比ぶべくもないだろうが、このホールををフランチャイズとしているオケなれば、きちんと鳴らす術は心得ているだろうし、聴く側のこちらとしても「ををっ!」という響きには、幾度となく出会ってきた。

しかしながら。

この違和感はどこから来るのだろうか。「魔笛」はワーグナーの次に好きなオペラであり、例え序曲であっても、心弾むはずだ。(大野さんが振れば、最後の方には “Zu hilfe ! Zu hilfe !” と聞こえてくるような気がする。)なのに、なんだかパサパサしたような音に思えるのだった。

それは最後まで続き、そして原因は私にあると思い当たった。基本的にこの原宿のホールは好みでないので、以前ほど繁く通っていない。専ら上野や溜池山王に出没している。そして何が問題なのかと言えば、上野も溜池山王も、響きにおいて私がとても心地よいと思っていることだ。

聴覚にはランクが(音を聞き分ける能力)あるだろうが、音楽を聴くことに関しては、感性の問題でもあるのでランクではなく、好みだろう。溜池山王に関しては、私の演奏会仲間の間では評価が大きく分かれているし。それゆえに、自分の好きなホールで聴くことが常態化してしまうと、客観的に劣るホールでの違和感が大きくなるのだろうね。

とは申せ、私にとって演奏会は娯楽であって、学びの場ではない。嫌いなホールは行かねばよいのだし、聴きたくない曲を無理して聴くこともなかろう。

話題は変わる。

協奏曲の前、オケのチューニングはとうに終わってるのに、なかなかソリストが現れなかった。袖からは「まださらってる?」みたいな音は聞こえていて、何やら拘りがあるんだろうか?と思ってましたんですが、冒頭のソロが出てくるところで、パッセージを落としたんですね。不調か?・・・その後しばらくして、演奏が止まりました。

ソリストは袖に引っ込み、新しい楽器を持って出てまいりまして、やり直し。その演奏は、まぁそれなりによろしかったわけですが。

スペアの楽器かと思いきや、協奏曲に編成されていない、オケのクラ奏者の楽器を借りて演奏したそうな・・・「借り物であれだけの演奏ができるなんて凄い!」と、関係者筋は話していたようですが。

そういうものなんだろうか?

楽器が壊れることは、不測事態であろうが、演奏前に不調を感じていたから、あれだけ登場に時間がかかったのだろうし、そこで代替品にするとかできんかったんだろうか。

「オ パッキャマラド パッキャマラド パオ パオ パ」

と言われてもこちらも困る。

第三の話題。

色々とありまして、金髪王子が厳しい批判にさらされてから5年たった。それより前も、それほど聴いてはいなかったが、たまたまテレビでNJP定期が放映されて(「シンフォニエッタ」だった)、私的にはなかなかいけると感じていた。

では今回はどうだったか。

統制よりも個性の人?

「ここでこのパートが出る!」

それを明確にしたい御方のように感じたけれど、それをするにはオケとの長いつき合いが必要なんじゃないんかな。そして聴く側としては、今ここで自分は何を聴きたいのかという、変な拘りを持つと、それがはずれた時には拍子抜けしますな。

けれど、それがよい方向に作用すれば、各セクションの力が際だち、メリハリのある演奏となるのかも知れず、ドヴォルザークは多分その方向だっただろう。

「ドヴォルザークの交響曲第9番」を聴きに来た人には、新鮮で楽しく思えたかな。

(NHKホール 3階 C8列 41番)

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