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2016年5月28日 (土)

N響Bプロ(5/27)

振替のため、初めて補助席で聴いたのだが、上野の4~5階で聴くような感覚で新鮮だった。「上がってくる音」の響きはなかなかいいものかも知れない。

指揮、ネーメ・ヤルヴィ氏。

「交響曲 第7番『未完成』(シューベルト)」。P(ピアノ:強弱記号の)の美学とでも言えばよいだろうか。スコアを持っていないのでわからないのだが、第2主題のチェロが、限りなく細い音なのだった。あそこまでピアノにするのには、何かきっと理由があるのではないか。

前日に中継を聴いていたが、PCで聴いていたし、(多分)調整もされていたので、そこまで抑えているとは感じなかった。それよりも解説の野平氏も話していたけれど、「速い!」という感覚での颯爽感に惑わされてしまっていた。

それで、そのなんというか、ちょいと疑問に感じたことを、伺ってみようと思っていたら・・・降りでございました。悔しいわぁ。ニコニコと答えて下さるあの御方も、やさしく頷きながら聞いて下さるあの御方も、いなかったんだもん。

しかしともあれ、マエストロには確固たる自信があり、オケもそれを納得していた演奏だっただろう。

(指揮者の自信が空回りする演奏は、よくありがち。)

「交響曲 第6番(プロコフィエフ)」。予習をしようとして、youtube で探したら、ゲルギーがヒットして、なかなか凄かったので、苦手なプロコでも楽しく聴けるだろう・・・と、そこでとどめておけばよかったものを、ついついネットで曲の解説なんぞ読んでしまった。

でた~っ!ジダーノフ!

文献を手に入れる時間はなかったけれど、ネットでしっかりガッツリ勉強しました。その結果としての自分なりの結論は、まちがっているかも知れないので書かないが、とにもかくにも、イデオロギーとは厄介なものであり、その支配を音楽に持ち込んだならば、どうなるのか?

演奏時間は40分ぐらいだっただろうか。最初から最後まで、「だからどこがどうなんだ?」の疑問を反芻しながら聴いた。プロコをちゃんと聴いて来なかった身としては、よく言われる「ショスタコのスケープゴートにされた」って意味がかえってわかる気もするな。

音楽に思想を持ち込む(そういう背景を感じる)ことは、本来あまり好きではない。自分勝手に思索するゲンオンは別の話だ。しかし、スターリン時代のソ連で生まれた作品を聴くとき、避けて通れないのがジダーノフ批判(プラウダ批判もあったか)。

それを理解できずとも(できるはずがない)、少なくともどういうものであったかを、史実として知っておくことで、また違う世界が開けるのでは?と思った次第。

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