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2016年4月16日 (土)

都響 第804回 定期演奏会Bシリーズ(4/7)

(やっとブログが追いついた…。)

指揮、フランソワ=グザヴィエ・ロト氏。

  「ドイツ舞曲(シューベルト)」。多分、初めて聴いた曲だと思う。何となくしっくりこない…というか、あまり好きになれない曲だったかも知れない。また聴く機会があれば、違った感想になるかも。

「メタモルフォーゼン~23の独奏楽器のための習作(R・シュトラウス)」。都響は一人で聴きに行くので、開演前にプログラムを読むことが多い。読みながら、「変容」は当たり前のことながら、なぜか文章の中に「変奏」の言葉が踊るし、全体として史的考証めいた内容もちりばめられているので「?」と思ったら、やはり小宮正安氏によるものだった。

講座受けに行きたいなぁ。

迫力と言ってもいいだろうか。23名すべてが違う楽譜を演奏する、すなわち23の音が重なり合い、ぶつかり合い、大きな固まりとなりつつ、それこそ「変容」する様が、うねるような音でせまってくるのだった。

ホールにいた時間は、かなりハードな感もあったが、今思い返すと、それはやはりホールの音響に左右されるものかも知れない。上野だったら、また別の音になっただろうか。そう言えば私は、上野と溜池山王そして川崎以外で、都響を聴いたことがないのだった。

それはかなり幸せなことだろう・・・と、私の感性は思う。

「交響曲 第3番『英雄』(ベートーヴェン)」。

月刊都響に舩木篤也氏が書いた文章の一部を引用する。

「ちなみに、1980~90年代には表層的なピリオド実践も流行しました。ノン・ヴィブラートやナチュラル管の使用など、音の現象面だけを真似した演奏ですね。楽譜の奥にあるものを理解して、このハーモニーはノン・ヴィブラートでやった方が効果的だ、と考えて演奏するなら説得力があるのですが、曲全体をひたすらノン・ヴィブラートで押し通したりする。そういうニセモノ(?)が淘汰されて、本質を突いた演奏が残ってきたのもポスト・ピリオド時代だと思います。」

(全文はこちら にあります。)

異論はあろうと思うが、この文章をふまえて聴いた「英雄」は、さもありなんだった。「英雄」というよりは「颯爽と駆け抜ける若様」だったかも知れないが、ベートーヴェンて、こういう演奏の方が相応しいんじゃないのかな。

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