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2016年3月11日 (金)

NHK スプリング クラシック コンサート@フィリア(3/8)

Der Zweck heiligt die Mittel . ・・・「目的のためには手段を選ばず」。マキャベリズムであるが、今回この言葉の独訳を調べるに際して、例のごとく wiki をのぞいてみたら、この権謀術数そのもののような言葉は、正しくはマキャベリの思想ではないらしい。ふむ、実に面白い。研究したり論文発表したりするわけではないので、このような断片的なる新たな知識を、無責任に自分の中で蓄積することは、大いなる楽しみだ。

家族とはよく話をするが、お互いにネット住人でもあるゆえ、出自を明らかにすることにしている。別段取り決めたわけではないのだが、愚息がまだ情報を第三者的に判断できなかった頃に “Wo ist das sein ?”  が繰り返された結果そうなった。とりあえず、デジタルではあるが三大紙+Sぐらいは読むようになったので、あまりミスリードはされていないと思う。

前置き長い!>自分

ということで、いつもながらに笑われながらも、聴いてきた。敬称略じて出演者。

松田拓之&大宮臨太郎(ヴァイオリン)。坂口弦太郎(ヴィオラ)、山内俊輔(チェロ)、高橋希(ピアノ)、小林裕(オーボエ)。

「バレエ音楽『眠れる森の美女』より ワルツ(チャイコフスキー)」。話せば長いことで省略はするが、世界広しと言えども、彼らの演奏を私ほど回数聴いている人はいない。断言できる。ゆえに好不調なども経験しているのだが。このワルツは、下支えをピアノとチェロが受け持つ編曲となっていて、響きがよくなかったり、収容人数の多いホールだと、それが大変なことがある。

本日のフィリアホールは、響きもよく、収容人数的にもほどほどだったので、多分ステージの上でも気持ちよく演奏できたのではなかろうか。そんな気がした。

「輝く未来(メンケン)」。ラプンツェルの音楽だそうな。最近はディズニー映画にも興味ないし、何となくとらえどころのない曲に思える。来シリーズではやらないかも(笑)。

(来シリーズというのは、ピアニストの希さんはボストン在住で、帰国する時期に合わせてカジュアルを集中させている・・・ようなことを、某氏が言ったのでして。)

「ホール・ニュー・ワールド(メンケン)」。こちらはアラジンだが、すでに彼らのレパであり、ジャスミンはその時々で松田さんだったり、大宮さんであったり。本日は松田ジャスミンで、でも、もうどちらでもよいのだ。自分たちのものにできているのだから。

「ボニー・ジーン・オブ・アバディーン(アイルランド民謡)」。どことなく日本的な雰囲気を漂わせるこの曲は OTTAVA のゲレンさんが好んで番組内で流していた音楽とも似ている。資金繰りが大変になってからの OTTAVA は少し「ご支援を~」的内容が多すぎて敬遠してたけれど、ゲレンさんがオンタイムの時には聞こうか。

(TBS傘下の頃は、オンデマンドがあったので、夕食の支度をしながら聴くのが習慣で、心地よい時間だったんだな。それがなくなったのが悲しい。)

「浜辺の歌(成田為三)」。自ら「ヴィオラの伝道師」と名乗っておられる坂口さんが、ヴィオラの魅力をこれでもかこれでもかとばかりに、伝えてくれる編曲になっております。最初に演奏した頃より、アレンジが変化していると思うけれど、このコンサートにはリピーターなどほとんどいないので、初めて聴く人には、この ver. の方がじ~んと来ると思う。

「この道(山田耕筰/鳴海周平編)」。あえてここで編曲者のお名前を書いたは、ちょいと変なことを書き始めるからである。この曲は初めて演奏されただろうか。とにかく私は初めて聴いた。ををっ!ちょいと皆様、この御方がメロディー演奏している「音」を聴いてよ!この御方が私が世界中で一番好きなチェリスト様なんですから!・・・実に秀逸なる編曲ゆえに、生まれいずるこの演奏。

素人感覚ではあるのだが、編曲の目的には何通りかあって、例えば1曲目のチャイ子などは編成の為のアレンジだろう。そしてこのコンサートとは全く関係ないが「演奏者の都合(技量だな)に合わせるアレンジ」は多々存在する。そもそもが曲を作る時点で「こういうものしか演奏できない」ということで、いつも変わり映えしないというもの。

そして、私として一番重要なアレンジと思っているのが「演奏者の魅力を引き出す」アレンジ。上に書いた「浜辺の歌」しかり、今回は演奏されなかったけれど、彼らが今まで演奏してきた数々の日本の歌は、それに溢れている。

彼らがこのメンバーで活動を初めてから、長山善洋氏がほとんどの編曲を担当してきたけれど、最近、鳴海氏の編曲も加わるようになった。

ぶっちゃけた話、どんな曲でも私は山内さんの魅力が引き出されていれば、それで大満足なのではあるが、それだけでは曲はまとまらない。それのみを目的とするならば、ソロを演奏していただけばそれでよろしいのであるから。その私のかなりワガママな思いを、かなえてくれたような編曲であったので、演奏後にお話ができたのを幸いに、鳴海氏に御礼をもうしあげることができた・・・って、お前は何様でしょうか?>自分

「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番より プレリュード(バッハ)」。アシコンマス!ほとんど反則でしょうが!一人で颯爽と登場して、さらりと演奏して去るなぁ~!おまけに終演後に「また聴かせて下さいね」と言ったのに「もう二度とないです」って、あんまりだ~。

「ミスティ(エロル・ガーナー)」。仕掛けも演奏も、裕さんの独壇場なのですが、聴衆の皆様がおとなしすぎたそうで(笑)。そうか、では私が盛り上げれば良かったかしら?「ネタバレだから面白くないでしょ?」とのことでしたが、ネタバレしてるからこそ、古株聴衆としてやるべきこともあるのかも知れん。

「チャールダーシュ(モンティ)」。「チャールダ」とはハンガリー語で「酒場」。色々な目的で演奏されたハンガリーの民族音楽であり、ふとそんなことを思い出しがゆえに、では来週はどうやって酒を持っていくか?とふと考える。

「雪からこぼれた5つの情景(深澤舞)」。雪+ピアノと言えば、どうしてもジョージ・ウィンストンを思い出すのだが、もう少し可愛い感じの曲。昨年かな、深澤さんの曲が演奏される演奏会があって、出演者も好きな人だったので迷いつつも結局行けなかった。次の機会があったら行こう。

「イングリッシュホルン四重奏曲より(フランセ)」。どことなくおどけた感じの、洗練された曲であるが、いつも第1楽章だけなので、今、これを書きながら youtube で聴いている。全曲演奏しても20分弱。それこそこちらも機会あるかしら?今度裕さんに聞いてみよう。

「ピアノ五重奏曲より 1楽章&3楽章(シューマン)」。来週、全曲演奏を聴く予定になっているし、私も彼らのこの曲には並々ならぬ思いがあるので、本日は曲名紹介のみにて。

長文失礼しました。

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