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2015年12月 2日 (水)

Salome

朝から晩までR・シュトラウスの「サロメ」を聴いているこの数日。

発端は友人から聞いたあること。今月のN響Aプロは、マエストロ・デュトワで「サロメ」。演奏会上演だし、原宿でオペラを聴くのはちょいと…だしと、チケットは買ってなかった。でもネットでは聴きたいと言ってる人がたくさんいるし、今まで定期の演目やソリストなどで、価格設定を変えたことのないN響が、別料金設定をしていることも気になってはいた。そこまでするならば、それなりの演奏が望めるのではないかと。

リハ開始間近のある日、友人がメンバーの人と話をしたら、その御方は戯曲を読まれて、リハに臨むとのことで、そこでまた、どんだけマエストロがタイトなリハをするのかと、気になり出す。

それでも、何せ繁忙期であるからして、とりあえずCDでも鑑賞するかと考えた。

かなりのオペラ好きでもなければ、全曲盤など持ってないのが普通であろうが、義父の宝の山から嫁に渡った1000枚近いCDの中には、ちゃんと「サロメ」の全曲盤があるのだった。

カラヤン/ウィーン・フィルが

サロメがベーレンス、ヨカナーンはダム男爵様。では聴いてみましょう。

うわ~っ!いきなり

“Wie schoen ist die Prinzessin Salome heute nahct !”

などと歌う護衛隊長が!恋焦がれる心全開じゃないですか。舎人はそれをいさめるのに、サロメしか見えないナラボート。凄い!

そして、地の底から這い上がるようなヨカナーンの声。

“Nach mir wird Einer kommen, der ist stärker als ich. ”

うぎゃぁ~っ!

このオペラにおけるR・シュトラウスの最大の功績は ヨカナーンをバリトンにしたことだ。こんな声で歌われたら、サロメでなくたって

“Sprich mehr, Jochanaan, deine Stimme ist wie Musikin meinen Ohren. ”

である。

てなわけで、断片的に聞き取れるドイツ語に、どんどん引き込まれて行くので、リーフレットを読むことにした。義父のCDはすべて輸入盤だが、幸いなことに、このCDは仏語・独語・英語が併記されていた。独語の歌詞もかなり平易ではあるが、語彙の少ない私にはわからない単語もあるもので。そこで「世界に冠たる詰め込み教育」で覚えた英語力が何とか役に立ち、歌詞を理解することができた。

とは申せ、それでは教科書のままである。

ベーレンスの、ダムの、美しき声に魅了されても、そこでもう一歩踏み出したい。こんな思いになったのは久方ぶりだ。たぶん、ワグネリアンの端くれとなった、レーンホフの指環を見て以来だろうか・・・あのリングのブリュンヒルデが、ベーレンスだったのも、何かの縁であろうか。

となれば、戯曲を読むしかないのだが、生憎と手元にない。スマホのKindle 版で買えるらしいのだが、本は紙でしか読みたくない。ではどうしようか。

ありがたいことに、ネットには何でもあるのだ。オペラ対訳プロジェクト というところが。日々愛読させていただいているのですが、ここにある「サロメ」は森鴎外訳。著作権保護期間終了のため掲載可能。

森鴎外の口語訳にはノックアウト。

かくしてチケットを買うことにあいなった次第。

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