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2015年12月18日 (金)

N響Bプロ(12/16)

毎年12月はマエストロ・デュトワ月間。その最後を見事に飾る演奏だったと思う。

指揮、シャルル・デュトワ氏。

「ガランタ舞曲(コダーイ)」
「組曲『中国の不思議な役人』(バルトーク)」

コダーイはどこかで聴いたことがあり、しかもあまり印象がおよろしくなかった。帰宅して調べてみたところ、池袋で聴いていてあまりにも「グワァ~ン」であったがために、どうしようもなかったと書いていた。その響きと比してどうであったかは、今これを書いている時点では納得できる部分もあるのだが。

開演直前に、手代から仕事に関する連絡が入り、翌朝までに作業の算段をしなければならないとわかったので、演奏を聴きながら段取り思考。コダーイもバルトークも、ただのBGMと化した。

何ともったいないこと!

バルトークは聴いたことがなかったのだから、かえすがえすも、集中できなかったことが残念でならないのだが、それでも終盤近くに、某セクションが「まぁそういう状態」になった時に、かろうじて覚醒することができ、そしていつもの12月の感覚がやってきた。

“Ja, doch anders”

(こんな言い方があるとは思われないが ドイツ語を書いたり辞書を引いたりしないと、亀の歩みでも勉強している意味がないわけで、ご勘弁を。)

指揮者によって、オケの音が変わるのはよくあることで、それが吉と出たときも凶とでたときも、(感性として)経験はしているのだが、マエストロ・デュトワの時に鮮やかに変わるN響の音は、特別なもののように思える。どんな巨匠のリクエストにも、応えることできるハイレベルなオケではあるのだが、何となく違う。

(穿った見方をすれば、マエストロもオケも、お互いの手の内を知りつくしていて、ハイレベルな戦いと馴れ合が生み出す演奏とも言えるかも知れない。そしてバトルに力を注ぎすぎてヘロヘロだのヨレヨレだのと・・・でも、そういうの好きだよ(^_^;?)

「交響曲 第3番『オルガンつき』(サン・サーンス)」。大野さんが振ったリヨン(2008年)。あのビロードのような音。チョンさんが振ったフランス国立放送フィル(2013年)。表現は悪いがあのイケドンオケ。それが私の望む「オルガンつき」であり、フランスのオケが奏でるサン・サーンスなのかも知れない。

その演奏とは全く別ものでありながら、妙に私を納得させるのはなぜだ?「これは何か違う!」と思える何かは、どこから湧いてくるのだろう?そりゃ、マエストロの舞うような踊るような指揮と、それに合わせるオケだろうが。

てなわけで、1楽章第1部で十分に満足したので、平行して視覚作業に入る。そのためのマイシートであるからして。マエストロの指揮が音になるその瞬間が、よくわかるんである。そもそもは、懐具合との相談や邪な思いでチョイスした場所ではあるのだが、音楽が創られるその様を見つめる場所としては、なかなかによろしいのだ。

そんなこんなで、2楽章もクライマックスに入ると、全くくだらない瞬間を見たくて、意識を集中することになる。

「ピアニストはいつ移動している?」・・・ね?どうしようもないおバカだと思わない?でもね、チェレスタさんは、ご自分で椅子を動かして楽譜も動かして、連弾姿勢に入るんですよ。大変だわね・・・そして、そのあたりでそのポジションに集中していると、シンバルが鳴り響く瞬間になって、密かなファンをしている、竹島さんの優雅なお姿が見られるんであります。

惜しみなく拍手を送れる演奏でした。

終演後には、年末のご挨拶が待っていた。第九には行くのだが、今年は原宿に行くため、きちんとご挨拶できるのは今日しかない。いつもいつも勝手に出待ちしているだけなんだけど、それでも、みなさまから「来年もよろしく」との、お言葉を賜り、ちと浮かれ気分で。

ホルン首席様は、第九は降りられるそうで、「この定期で御用納め~」とのことでございました。

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