N響Cプロ(9/11)
「NHK交響楽団」であるからして、NHKホールで定期をするのは当然であり、それに文句を言うのはお門違いであろうが、あの界隈の喧噪は何とかならないものか。今宵は金曜日なのでまだしも、Cプロ二日目&Aプロは悲惨。せめて余韻に浸れるだけの空間が欲しい。
指揮、広上淳一氏、ピアノ、ニコライ・ルガンスキー氏。
「ピアノ協奏曲 第3番(ラフマニノフ)」。指揮者にもピアニストにも全く罪はない。もちろんオケもしかり。でも無理無理。大野さんと小山さんで2回も聴いてしまっているし、その2回目は今年の4月。頭の中のスイッチ切り替わらず。申し訳ない。
11月に和音様でもラフ3を聴くことになっているから、それまでに何とかしようとは思うんだけど、果たしてどうなることやら・・・いや、和音様だからだいじょうぶでしょう。
「交響曲 第8番(ドヴォルザーク)」。お目当てはこちらだったわけでして。いつも通りに3階のサイドにいたのだが、ちと事情があり、休憩中に自由席に移動。正しい選択だったと思う。11月は普通に自由席で後半だけ聴きに来ようかと思案中。
オーソドックスであるようで、どこかしら独特なドヴォルザーク。3楽章は細すぎるのではないかと思えるほどに繊細だったけれど、それでも芯は太かったと思う。
ただ。
私の好みとしては。
第4楽章の入りは重かった。華やかではあったけれど、でも重かった。多分どこかでスイッチが入るのだろうとは思い、その通りであったけれど、最初に肩すかしをくらった感があったため、自分の中で不完全燃焼で終わってしまった。
素晴らしい演奏だったのに、変な拘りで楽しめなかった自分が嫌だなぁ…と反省しつつも、でも好きだからこそ、聴きたい演奏ってのもあるだろうと考え候。
(NHKホール 3階L4列16番)
« 旅するヴァイオリン vol.52 ~ プレ・コンサート ~ (9/8) | トップページ | Ich war mit meinen Mann zum Konzert gehen.(9/12) »
「音楽・ドイツ語」カテゴリの記事
- N響Bプロ(1/17)(2018.01.19)
- 演奏会のお知らせ(2018.01.17)
- die Richtung aendern(2018.01.12)
- 第846回 定期演奏会Bシリーズ(1/10)(2018.01.12)
- Andiamo Part2 (7/21)(2017.10.18)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2003008/61595911
この記事へのトラックバック一覧です: N響Cプロ(9/11):
« 旅するヴァイオリン vol.52 ~ プレ・コンサート ~ (9/8) | トップページ | Ich war mit meinen Mann zum Konzert gehen.(9/12) »
コメント