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2015年9月30日 (水)

都響 第794回 定期演奏会Bシリーズ(9/29)

指揮、オリヴァー・ナッセン氏、ピアノ、ピーター・ゼルキン氏。

「フローリッシュ・ウィズ・ファイヤーワークス(ナッセン)」
「映画の一場面への伴奏音楽(シェーンベルク)」
「精霊の庭(武満徹)」

この前半の3曲の間、私は少し集中力を欠いた感があって、何となく思考が行きつ戻りつしていた。そんなちょいと浮わついたような心に、シェーンベルクは、グサッとつきささったかも知れない。決して厳しい曲ではなかったのだが。

シェーンベルクはゲンオンではないけどね、サンドイッチのようにゲンオンに挟まれたそれは、とりとめもない思索の中ってか。

休憩中、ピアニストがステージに現れて、楽器を奏でていた。私には初めての経験で、何でまたそんなことをしてるんだろう?と、ただ興味津々で眺めていたのだが、ちゃんと意味があることだったのだとわかったのは終演後。

「ピアノ協奏曲 第2番(ブラームス)」。冒頭のホルンとそれに呼応するピアノで決まる。私の中ではそんな曲(←バカにしているわけではない)なのだが、むむむ?何か違和感。ピアノの音がこちらを向いているようないないような(私はRAの女である)。でも、デッドとかそういうことではない。そして、分厚い都響の弦が何となく・・・むむむ(←でも曲をそこねてはいない)。

元来、チャイ子以外のピアノ協奏曲には、それほどの拘りはなく、その日の演奏が好きか嫌いか…ぐらいの感想しか持たないが、この1楽章ではそれを通り越してかなり混乱して、そして、そのとき初めて気づいた。

ステージ上のピアノが違うことに。

下手に前半使われたピアノがあったので、それを見れば一目瞭然。大きさも形状も違う。艶も全く違う。持ち込みですかね?

であるとすれば、今日、ここで演奏されているブラームスは、私が今まで聴いてきたブラームスとは全く違うブラームスなのかも知れない。ピアノに合わせて演奏しているわけではないだろうか、このピアノで奏でるブラームスであることに、魅力を感じるべきなのだ。

終演後に、ロビーでピアノについて尋ねていた人たちに、ちょっこし混ぜてもらい、今宵のピアノがニューヨークスタインウェイで、それも古いものであると教えてもらった。ハンブルクとの響きの違いも教えてもらったけれど、そこまでは理解できなかった(>_<)。

帰途につきながら、協奏曲を思い起こしてたが、第1楽章はバランス面の調整をしていたのかも知れないと思った。ゲネプロは客席が無人なので、本番になると響きが変わる。硬質というか、ちょいと籠もるようなピアノの音だったので(それがあのピアノの特性だろうか?)、何となく試行錯誤であったのかね。

(コンマス様のツィートがとてもわかりやすい解説だな。)

いずれ私は、演奏の途中から、今宵のブラームスは「このようにして供されるもの」だと、勝手に理解したつもりだったので、普段とは違う満足感を抱いてフィナーレを迎えたが、聴衆の反応は半々て感じだったかも知れないな。

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