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2015年7月 8日 (水)

五島美術館 ミュージアム・コンサート(7/7)

「クァルテット・リゾナンツァ 弦楽四重奏演奏会」・・・はいっ!私の最高のハレ!

今でこそ、ご挨拶したり楽屋におじゃましたりしているけれど、このクァルテットとの出会いは、そもそもが音(演奏)。だからこそのハレ。演奏は演奏者と共に成長し円熟し、そして常に高きところを目指していくけれど、そのどのステップにあろうとも、私がこのクァルテットを愛してやまない気持ちは、決して消えることはない。

・・・と、いつも思うんだわ。

ヴァイオリン:白井篤・山口裕之
ヴィオラ   :小野聡
チェロ    :山内俊輔

(敬称略)

プログラミングには、ちょっとした仕掛けがあったけれど、演奏とは直接的な関係がないのでさておく。

「弦楽四重奏曲 第7番(モーツァルト)」。解説で小野さんが仰ったけれど、冒頭はk.136 を想起させるような軽快な始まりで、をを!似て非なるものではあれど、私の最大のラッキー・ナンバーの一つである k136.チックなれば、もう本日は幸せが訪れると決まったようなものだわ。

(しかしながら、まだ、会場の湿気が少々高かったので、白井さんがかなり苦労されているように見えた。控え室から会場に場所を変えただけで、あっと言う間に弦がゆるむ・・・という表現でいいかしら。曲が進むにつれ、キンキンに冷えだして快調となりました。)

「弦楽四重奏曲 第77番 『皇帝』(ハイドン)」。全楽章の演奏を聴いたことは、なかったかな。(彼らの演奏で。)ハイドンの膨大なるSQの中でも、かなり有名であるがゆえに、2楽章がアンコールピースで演奏されること多いし。

それでその2楽章。現在のドイツ国歌の原型 Gott erhalte Franz den Kaiserの変奏曲であり、私は変奏曲が大好きなんである・・・理由は様々あれど、SQだとすべてのパートが主題を演奏するしさ。

「弦楽四重奏曲(ラヴェル)」。彼らがこれを演奏したのは2005年の演奏会で、私はそれを聴いていない。もちろんこの曲は他のクァルテットで何度も聴いてはいるので、曲を捉える心はちゃんとあったのだが。

久しぶりに、実に久しぶりに、ガツ~ンとやられた。このクァルテットを聴き続けてはや8年。プログラムを見れば、ある程度は感じがつかめると思ってましたが。

(自惚れると言うなかれ。そこに私の心地よさがあるのだから、それで正解なのだ。)

見事に裏切ってくださいました。ラヴェルであればこその、ナイフで切り裂くような音。そしてその逆のラヴェルであればこその、水滴がしたたりおちるような透明感。それを支える中低弦の音。

圧巻の演奏と言えましょう・・・そして、その流れそのままに、アンコール。

「ドビュッシー 弦楽四重奏曲より 第1楽章」。しびれましたぜ~。

そして恒例の「ゆうやけ こやけ」で演奏会は終了。

短冊に願いをかかずとも、私の願いは叶いましたわ。

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