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2015年5月 2日 (土)

SALON DE VIOLNCELLO VOL.60(5/1)

海野さんのイギリス館、不義理の連続でしたが、GW恒例の協奏曲そして60回の、華やかな今回は聴きに行くことができた。

チェロ、海野幹雄氏、ピアノ、海野春絵氏、ヴァイオリン、白井篤氏&中川和歌子氏、ヴィオラ、手塚貴子氏、コントラバス、當仲絵理氏。

「チェロ協奏曲 第2番(ハイドン)」。ソリスト様によると「とても難しいけれどチェリストには避けて通ることのできない曲」なのだそうだ。MAROカンで、宮田大さんが無茶振りされて冒頭を演奏しましたっけ・・・。

残された資料のみで、誰かの人生の幸不幸を勝手に判断してはいかんのですけれど、やっぱりハイドンには幸せ(というか明るい輝き)が見える。この曲も長調だからかな。そして、最初にソリストが出てくるところで、決まってしまうような曲だ。

なんでだろう?ちと調べてみて、私なりに納得したことはですね。

「交響曲の父」ではあるけれど、ハイドンの編成は小さい。ハイドンの時代に、まだ発展途上だった管楽器は編成されてないこともあるしね(「省エネプロ」と仰った某氏(^◇^;))。そんな時代に作曲されたこの曲は、9名ほどの室内楽として書かれているらしい。

ようつべで見たら、スラヴァ様は指揮をしながら演奏されていまして、あぁ、やっぱり貴族のサロンで演奏するに相応しく、となれば、美しい序奏の後に満を持して出てくるかのごとく。

優雅な気分になったのは、聴衆ばかりで、演奏者はとてもとても大変だったようです。暑い日でもあり、ガット弦のみなさまは、別のところで苦労されていたかも。

「無伴奏 チェロ組曲 第5番 サラバンド(バッハ)」。これはお決まりのバッハですが、今宵はハードでありますので、少々、「音の少なめ」をチョイスなさいましたとか(笑)。

「チェロ協奏曲(シューマン)」。1850年に作曲。シューマンの晩年ではあるけれど(その4年後に彼の生涯は終焉を迎えたに等しいので)、「演奏者としては納得できる作品」と海野さんが言って、白井さんも大きく頷いておりました。

ここにも何度も書いているけれど、シューマンの作品を掘り下げるとき、その悲しい晩年を避けて通ることはできず、そして、その晩年に到る前の彼の「心」は、その音楽に大きな影響を与えたのではないか。演奏家さんには「なぜ、こうなるのか?」という疑問だらけの曲もあるのだろう。

法則でもなんでもなく、こういけばすっきりするのに、なぜ?という疑問かな。それを面白く思えるような時代に、シューマンの音楽は誕生していないから、演奏する時に大変なんでしょうね。

私はホールでこの曲を聴いたこと、あっただろうか?記憶にないけれど、曲は知ってたなぁ?なんでだろう?

バッハとは違う意味で、シューマンと真っ正面から向き合うのは、辛いこともあるので、ちとクララのことを考えて、気持ちを楽にしようと思った。次回の海野さん@イギリス館は、ファニー・メンデルスゾーンの作品ですが、ファニーの生きていた頃「女性が職業を持つのはあまり好ましくないなんて言われてたんですよね~」と聞いて、ファニーとクララは10歳ぐらいしか違わないのに、クララは天才少女ピアニストとして名をはせていたじゃん?なんてことをふと思っていた。

でも、そんなクララだからこそ、シューマンの最大の理解者であったんだろうね。

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