都響 第784回 定期演奏会Aシリーズ(3/18)
指揮、エリアフ・インバル氏。
「楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 前奏曲と愛の死(ワーグナー)」。都響はお連れがいないので、確かめようがないし、多分、勘違いだと思うけれど、感覚的にホール照明がいつもより暗い気がして、そしたら無限旋律の中にハマってしまい、はい上がれなくなってしまった。
それで良かったんだか、悪かったんだか。でも、チェロの斉奏を聴けば、あぁ、都響の弦だと思うのだった。
「交響曲 第4番『ロマンティック』(ブルックナー:ノヴァーク1878/80)」。私は版の違いなどわからないし、そもそもが、それほどブルックナーを聴き込んでいないのけれど(嫌いではない)、この公演は地方公演が先にあって、「速い」との感想は読んでいた。そして、多分、速かったのだろう・・・終演時間が21時前だったから。
聴き込んでいないからこそ、ただ「速い」だけならすぐにわかるけれど、そういう速さとは全く違う。躍動感溢れる演奏だったと思う。弦の分厚さはいつものことながら、金管の迫力には驚きました~。文化会館の3階サイドは、体格のいい人にはちと辛いけれど、響きは良すぎるほどで、2階正面あたりでは、金管の眩しいほどの響きに圧倒されてしまうのではないかしらん。
・・・っつ~か、みなさま、かなり頑張りましたですね。
大満足の夜でありました。
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