2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 65 TWILIGHT CONCERT(3/11) | トップページ | 東京・春・音楽祭「N響メンバーによる室内楽」(3/14) »

2015年3月15日 (日)

東京・春・音楽祭 「日本の歌Ⅴ ~東京オペラシンガーズ~」(3/14)

いよいよ春が来ました。これからひと月の間に、私は何回上野に通うのでありましょうか(^◇^;)…でもさすがに今日は新幹線には近寄れませんでした。

詳細はこちら をご覧ください。日本が誇る「にほんのうた」を日本が誇るTOSのメンバーが歌いましたのです。

それぞれに感想を書いていたらとんでもない長さになってしまうので、何となく。

今年は2015年。太平洋戦争終結から70年ということで、戦中戦後の曲が前半でした。私はもちろん戦争は知らないけれど、伯父たちと父が大正生まれなので、戦争に行っている。父とその兄は、陸軍補給部で内地にいたけれど、母方の伯父二人は、南方で終戦を迎えてオランダ人の捕虜になった経験を持つ。

父は戦争体験をほとんど語らなかったけれど、思い出したくないことだったのだろう。南方戦線の伯父二人は、オランダ人の家で召し使いをしていたことを、よく話してくれた。無事帰還したので、時には笑い話になるけれど、でも復員できるかどうかなんてわからなかったらしい。

そして、伯父の片方は、本当は特攻志願だったけれど、ま、色々あって特攻に「落ちて」しまったらしい・・・それを初めて知った頃の私は、まだ幼くて何も感じなかったけれど。

今、それなりの歳になり、それなりにあれこれ考えるようになって、そういう世界を見るのが嫌な自分がいる。主人は「永遠のゼロ」を見ているが、私には無理だし、ドラマでなくても、ドキュメンタリーでも何でも、とにかく。

何を対象にしたらいいのかわからない、怒りや悲しみや、そのた諸々の感情に振り回される自分がいるけれど、それが反戦運動であるとか、反米運動にはつながっていかないことも自分の中で消化不良。

TOSの素晴らしい演奏を聴きながら、私は自分の大切な人の幸いしか考えられないと思ったけれど、でも、私にできることは、それしかないとも思った。

このコンサートには休憩がない。でも「さすがに少し休息が必要です」と、成田さんが後半の前にトークをなさって、私も心の整理をして、後半の「日本の四季の歌」を聴くことができた。

灰田勝彦さんが歌った「鈴懸の径」は昭和17年に作られた曲で、立教大学にそのモデルになった径があるそうだ。戦時色濃い時代に、このような素敵な曲が作られたんですね・・・と成田さんが驚いていたけれど、よく引き合いに出されることがあるよね。

「風と共に去りぬ(映画)」は1939年の制作。日本での公開は1952年のことだけれど、いわゆる戦中派は、世界大戦のまっただ中に、ハリウッドでは何をしていたかを知り、だから負けたのかと思ったという話。

「それはそれ これはこれ」が、いわゆる西洋的考えだと思うので、だからどうこうではないけれど、辛く悲しい時代背景を感じさせない曲が、ちゃんと日本にもあることが嬉しい。

・・・今日のブログは暗いね。素敵なコンサートだったのに。音楽を聴く心は楽しんで聴いていたんだけれど。

「語り継なければならないこと」。

「忘れてはならないこと」。

それを決めるのは誰なんだろう?

( 小ホール E列20東京文化会館番)

« 65 TWILIGHT CONCERT(3/11) | トップページ | 東京・春・音楽祭「N響メンバーによる室内楽」(3/14) »

音楽・ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2003008/59265978

この記事へのトラックバック一覧です: 東京・春・音楽祭 「日本の歌Ⅴ ~東京オペラシンガーズ~」(3/14):

« 65 TWILIGHT CONCERT(3/11) | トップページ | 東京・春・音楽祭「N響メンバーによる室内楽」(3/14) »

ブログパーツ

  • by 無料ブログパーツ製作所
    [PR]