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2015年2月11日 (水)

旅するヴァイオリン vol.47 ~ バレンタイン・コンサート ~ (2/10)

ヴァイオリン、白井篤氏、ピアノ、桑生美千佳氏。

では wiki を見てみよう。バレンタイン(或いはヴァレンティヌス)は聖人とされている、そこまでは私も知識としては持っていた。ではそれ以降は?という話になると、まず、2月14日は、ヴァレンティヌスの殉教の日であるそうだ。そして、イギリスの詩人チョーサーが「バレンタインデーの季節になると鳥が恋人をつくる」という詩を書いたため、この日が恋人と結びつけられるようになった由。

(チョーサーなんて、なんとまぁ、懐かしいこと!「カンタベリー物語」を読んだのはいつだっけか?)

それが日本ではどうなったか?と言えば、この通りであるが(爆)、とにかく、バレンタインも近いので、「愛」や「恋」にまつわる音楽をお届けしましょう・・・ということで。

「愛の挨拶(エルガー)」。日本にだって、愛する人に歌を贈る習慣はある。楽器はついていないけれど、和歌はそうだろうし、それは決して貴族だけのものじゃなくて、閑吟集などには、庶民の歌も入っているだろうと思うんだ。でもね、西洋への憧れとでもいうか、ベックメッサーのように窓辺で歌うとか、ワーグナーのように、妻の誕生日に楽団を招いて演奏させてしまうとか、かなり直接的かつ気障なものに、目がハートになるんだなぁ。

(「グレン・ミラー物語」にも、そんな場面がある。あれはあれで、いかにもアメリカ人的だと思うね。)

「タイスの瞑想曲(マスネ)」。「タイス」とはオペラの名前でして、上演回数はそれほど多くないかなぁ?私が勝手に分類しているオペラのカテゴリーでは、信仰系になるのね。苦手ではないのだけれど、信仰によって誰かを救おうとすること、キリスト教のそれは、私にはとても難しい。

ましてやそれが、タイスのような娼婦であった場合。

これ以上語るのは、危険地帯に踏み込むのでやめておこうと思うけれど、この美しい曲は娼婦であるタイスの、心の葛藤を描いているものだとわかって聴くと、何だか複雑な思いにならない?

「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」(クライスラー)。あまりにも有名だし、あまりにも優雅だし、しかも演奏なさっているのは、クライスラーのそっくりさん(爆)?だし、楽しかったのですが、時々、あれ?あれれ?と。

桑生さん、遊んでません?楽譜を見ながら聴いていたわけじゃないので、はっきりしたことはわからないけれど(演奏後にそう言ったら、ニコニコなさっていたけれど)、何となく、そこんとこのだめチックなピアノに思えました。

「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ(フランク)」。白井さんはこういうところ、徹底してるよね・・・決して「ヴァイオリン・ソナタ」とは書かない。

Sonata Pour Piano et Violon en La majeur が原語表記だから。)

イザイの結婚祝いに贈ったという、このソナタ。今宵はコンサートのタイトルを意識してか、いつもより「ろぉまんすの香りが漂う」演奏でございました。

アンコールが「明日!(Morgen !)(R・シュトラウス)」。曲は知っていましたが、白井さんが「ジョン・マッケイの詩を独訳したものですが、素敵な詩ですので機会があったら読んで下さいね。」と仰って、さっそくググってみました・・・あぁ、これぐらいなら私にもわかる。美しい詩だと思うわ。

(そして全くの偶然であるけれど、今、レイトン教授の「悪魔の箱」がバッグの中に入っているので、最後の謎が、この詩の内容とあまりに似通っていることに、勝手に喜ぶのでありました・・・意味不明な人多数にてごめん。)

さて。来月は何を聴かせていただけるのかしら?

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