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2014年12月19日 (金)

NHK カジュアルクラシック コンサート in 海老名(12/18)

久々のカジュアルは、その気もなかったのに、特等席で聴くはめに(^◇^;)。

ヴァイオリン、大宮臨太郎氏&松田拓之氏、ヴィオラ、坂口弦太郎氏、チェロ、山内俊輔氏、ピアノ、高橋希美氏、オーボエ、小林裕氏。

「クリスマスメドレー」。CDに収録されているものだと思っていたら、全く違う編曲でした。この時期には珍しく、皆様平服で、しかも、次席がやたらと派手なネクタイをしているので、どした?と思っていたら、クリスマス柄のネクタイでした・・・良かった(爆)。

「ハバネラ風小品」。オーボエには、何となく小洒落た雰囲気が漂い、ラヴェルもハバネラも、まさにぴったりでした。初めて聴くわけじゃないので、ホールの響きを確かめてたりして。

「ヴォカリーズ」。まぁ、もちろん、これも初めて聴くわけじゃないのですが。何せ特等席だったし、譜面台はずしちゃうし、もうどうしようかと思って・・・デヘヘ~と聴く。

「浜辺の歌」。カジュアルでこの曲を演奏するとき、坂口さんが必ず「僕のためだけに編曲された浜辺の歌」と紹介して、ホールにいるほとんどの人は、それを冗談だと思って笑うけれど、それは事実です。カジュアルで伝道師様が演奏するために、長山善洋さんが編曲なさっているのだ。

演奏者のために編曲されたものは、演奏者の素晴らしさを堪能させてくれるけれど、この曲を自家薬籠中のものとした伝道師様、遊んでおられましたねぇ・・・もちろん、いい意味で。両手に余るほどの回数を聴いている私には、嬉しさが倍増する演奏でした。

「ホール・ニューワールド」。次席の曲だわさ(*^_^*)。団長様でもいいけれど、でも、やっぱり次席の演奏が一番好き。

「ありのままで」。実はワタクシ、この曲ちゃんと知りません。「ありの~ままの~」のメロディーしか知らんのよ。でも、編曲がおよろしくてさ、ウキャッ。

「ミスティ」。裕さんが出てこないと思ったら、スポットライトと共に、花道からご登場でした。なかなかやりますな?編曲は変わってないと思うんだけど、のんちゃんのピアノが、前よりもファジーで、退廃的ムードを醸しだし、それもまた、やるなぁ・・・ってか。

「ボニー・ジーン・オブ・アバディーン」。これを聴くとOTTVAのゲレンさんを思い出すけれど(TBSの頃は、こんな感じの曲がよく流れていた)、やっぱりTBSが撤退してからずいぶん苦労してるみたいで、以前と同じようにはできないのよね。

とにかく資金繰りが苦しい・・・ってのが、前面に出ちゃって、だからちょっと聴くのが・・・なんてことを、演奏を聴きながら考えていた(^◇^;)。何の関係もないのにね。

「チャールダーシュ」。今宵、伝道師様は、はじけ飛んでおりまして、ノリノリのパフォーマンスを披露。楽しそうでしたが、あれが素のままではないのですよ。音楽にも演奏にも厳しいヴィオリストであります。

「ボロディンの『ノクターン』」・・・と、俗っぽく書いてみた。伝道師様がはじけ飛んでいたのは、そもそも、最初のメンバー紹介の時に、「どんぐりと山猫」のように、「楽器の王様は私だー」があって、そこで伝道師様は、ヴィオラ普及に努めておられたのです。

そのときに、「後半のボロディンとドヴォルザークは、なんと言ってもチェロが美味しい」と仰った御方、私はこの御方のチェロが世界一好きなのだし、この御方が演奏するボロディンを聴きたくて、日々祈っているんである。

もちろん、全曲演奏も聴いてはいるんだけれど、回数など関係ない。とにかく聴きたい、それだけなのだから。

最初の頭が異動したのが一昨年で、そこから残業地獄の日々が始まり、プライヴェートでも、いささかあまりよろしくないことが続き始めた。もちろん、その間にも、大野さんを追っかけたりして、幸せなこともたくさんあったけれど、根っこにあるものは、暗かったんだわ。

でも、今年の春ぐらいから、少しずづ好転の兆しが見えて、この年の瀬、すっかりとは言えないけれど、ほとんどトンネルは抜けた感がある。今日のノクターンは、それを祝ってくれているというか、そんなことは演奏者は知りませんが、勝手にそう位置づけて、幸せに浸って聴くのだった。

「イングリッシュホルン 四重奏曲より」。作曲家のフランセは、没年が1997年だから、ほとんどこっち側の人で、だから、変拍子ぽかったり、音の重なりとぶつかりが顕著だったり、そういうところが、不思議な雰囲気。

「ピアノ五重奏曲 第2番 第1楽章(ドヴォルザーク)」。チェロが美味しいどころの話ではあく、チェロのためにあるような曲だ。チェロを愛したドヴォルザーク、ドヴォルザークに愛されたチェロ。・・・でもヴィオリストでもあったけれど。

「青になれ(倉持知子)」(だと思う)という漫画の中で、主人公が好きな男子の試合を見に行く場面がある。ポイントゲッターであるその男子の活躍を見ながら、彼女は心の中で叫ぶ。

「みんな、見て!あれが私の好きな人なのよ!」

私も叫んでましたわ。「このチェリストが、私の好きなチェリストなのよ!」・・・後半はガチンコの曲を並べてはいたけれど、それでも、笑かしたりする余裕もあったみなさまですが、ドヴォルザークはそうはいきません。本気かまして演奏するその様に、崩壊しましたね。

このメンバーのドヴォルザークは、比較的ゆったりとしている。だから、冒頭のチェロがとても雄大に聞こえるし、それをつなぐ高弦&中弦の魅力が増す。

以前は、カジュアルでも全曲演奏をしていて、私は幸せにも、ブラームスもシューマンも、そしてこのドヴォルザークも、彼らの演奏で全曲を聴いている。だから、全曲聴けないのが悲しい気もするけれど、でも、1楽章だけでも、クラシック王道の曲が演奏されるのは嬉しい。

「花は咲く」・・・アンコール。

愚息は福島の微妙なところで働いている。何が微妙なのかと言えば、被災地のようで被災地でなく、被害者のようで被害者でもない、そんなところで、そんなみなさまが住んでいる地域なのだ。変な表現になるが、天災は分け隔てなくもたらされるものなのだが、人災(ということになっているので)は、被害者の心の中でその大きさが違ってくる。

毎日、ほぼ決まった時間に、この曲を聴いている愚息は、何も言わないけれど、県民でさえ微妙な地域に、転勤者として居住している、その何ともいえない違和感が、結構辛そうに思える。

なので、この曲を聴く私は、東京にいて被災地を思う人に比べて、何となく素直でない気持ちで聴いてしまう。誰のせいでもなく、私が勝手に葛藤するだけなんだけれど。

白でもなく、黒でもない。そんな立場って、居心地悪いよ。

「そり滑り」。・・・裕さんがサンタさんに扮装して、パーカスしてくれたんですが・・・。やっぱり、そこんとこ、裏拍よろしくだったのに、ホールのみなさま、できなかったねぇ(^◇^;)。

恒例のお見送りでは、お話しすべきこと、聞き出すべきこと、手抜かりは・・・なかったよね(爆)?

(海老名市文化会館 1列25番)

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