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2014年10月 1日 (水)

旅するヴァイオリン vol.44(9/29)

「モーツァルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 全曲演奏会シリーズ 第1回」。

・・・と、始まりましたこのシリーズ。多作でありますので、さすがに連続はできませんでしょう。完結には数年かかるかな?とのことで、こういうのが、こちらにも励みになるんですよ。いや実際の話、仕事の後に横浜に行くのって、なかなかハードで、南武線でではほとんど眠りこけてるけれど、でも、アメリカ山公園のなだらかな坂の向こうには、素晴らしい音楽が待っているのだから。

ヴァイオリン、白井篤氏。ピアノ、桑生美千佳氏。

「第1番」「第11番」「第17番」「第32番」がお品書き。

まいどおなじみ、モーツァルトの頃のヴァイオリンソナタは、どちらかと言えば、ヴァイオリンが主役。

Sonate fuer Klavier und Violine ・・・ですから(^.^)。

そして、モーツァルトの初期はクラヴィコード或いはチェンバロからピアノへの変遷時期でもあり、両者ともその構造から、音量や強弱の表現が難しく、記号による指示が少ないのだそうだ。その境目が今宵の17番にあるそうな。

ということは、ある程度は演奏者が飾りをつける余裕があるってことで、桑生さんの即興は素晴らしいものでした。以前、お師匠様がモーツァルトの権威であると、伺ったのですけれど、さもありなん。ピアノ単体でソナタで~す、と演奏しても通用するのが、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタとまで言ったら、言い過ぎかしら、でも、合わせる白井さんが、とてもとても楽しそうで、これぞ、サロン・コンサートの醍醐味でしょう。

桑生さんは、ご自身のお師匠様を「モーツァルト弾き」と表現なさるけれど、それは演奏者だけに許された表現だと思う。でも、似て非なる感覚として、ソリストが作曲者に愛されていると感じることが往々にしてあり、それは、私がその演奏を素晴らしいと感じるか否か、そこに大きく関係している。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの魅力を教えて下さったのは白井さんだけれど、今回ここに、モーツァルトに愛されてるピアニストが加わって、何だか中世貴族になった気分でした。

(余談ですけれど、演奏者の愛があまりに溢れていると、それもちと困ったりする。必要なものは対話。曲と向かい合って、曲を通して作曲家とも対話する。そこから導き出される演奏こそが・・・と、大野さんは仰るのだ。うん、だから、曲をねじ伏せてしまうような演奏は、私の感性には合わないな。)

次回は2月と決まったこのシリーズ。わくわくしています(^.^)。

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