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2014年9月 2日 (火)

旅するヴァイオリン vol.43(8/31) ~ 無伴奏ヴァイオリンの世界 ~

・・・ということであるからして、演奏者は一人しかおりませぬ。とてもとても贅沢なコンサートであると申せましょう。

ヴァイオリン、白井篤氏。

「ビーバー『ロザリア・ソナタより』パッサカリア」。以前、バロック・ヴァイオリンでこの曲を聴かせていただいた。楽器に触らせていただいたり、楽譜を見せていただいたりして、楽しかったわ~。その直前に真知亜さんの演奏でも聴いていたので、モダンとの違いもわかったし。

今夜はモダンでしたけれど、曲の解説で信仰の深淵をのぞき見たというかなんというか。

ロザリオとは何か。玄義とはなにか。クリスチャンでない私には、未知の世界であり、その信仰の下に成された曲は、何かしらあちら側の雰囲気を漂わせるのだった。むろん、そんなことを言い始めたら、きりもないけれど、このソナタ16曲が、すべてスコルダトゥーラで書かれていることにも、それぞれの「神秘」と結びつく意味があるのだろうかと、考えるのだった。

「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(ピゼンデル)」。ピゼンデルは1770年代前半の音楽家らしい。受験世界史では、ポーランド継承ぐらいしか、大きな出来事がないのだけれど、だからこそ、ある種平和な時代にあって、バロックの隆盛を見て、バッハが生まれたのかも知れない。

「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番(バッハ)」。
「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番(バッハ)」。

「プログラムを発表してませんでしたから、予習はなさってませんよね~」・・・と仰いましたが、そうそう、いつも仰るのよ。「あんまり予習しないでくださいね~」って(笑)。この言葉だけが一人歩きすると困るけれど、このブログを読んでくれてる人には、意味が通じるというか、何となくわかると思います。

でも、バッハの無伴奏を予習するなってのは、無理な話なのよ。私には、誰かと一緒に行動する習慣がない。演奏会仲間はいるけれど、ホールまでは一人で行く。だから、電車やバスの中で、他人の会話が耳に入るのが苦痛で、常に何か聴いている。大体がゲームだけれど、読書のこともあるから、音楽は持ち歩いている。

音楽は時々入れ替えるけれど、バッハの無伴奏は必ず入っていて、長らくグリュミオーだったものが、先日、宝の山からハイフエッツを掘り出したから、喜んで!である。

でも、いつも聴いているからと言って、それが白井さんの演奏を聴く心に、何ら影響はもたらしません。むしろワクワクするわけです。

「○○さんの演奏だったら、どんな風になる?」と思うこと、或いは思い描くことができること、それが、その人の演奏が好きだってことじゃないかな?と感じていて、それは想像通りだったり、それこそ、良い意味での思い違いだったり、それがあるから、その人の演奏を聴きに行くんである。

まぁ、バッハの場合は、演奏者の皆様のほとんどが仰いますが、「演奏するたびにまた違うものが見える」わけで、聴く方にもかなりの緊張がありますけれど、白井さんの演奏は白井さんの演奏で、やっぱり大好きなんだわ~。

次回からモーツァルト全曲演奏シリーズを始められるとのこと。全36曲かな?楽しみ~。

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