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2014年7月19日 (土)

minuzioes

「精緻」・・・私の辞書には乗っていなかったけれど、姉の古い辞書にあった。

「精緻」の意味は、大辞泉によると 極めて詳しく細かいこと。たいへん綿密な こと。また、そのさま。とあり、私もその意で使っていて、しばしば大野さんの音楽をそう表現するし、そう評する関係者の文章も、よく目にする。

そこには、極限までスコアを読み込んで、曲や作曲家と対話する、大野さんがいるのだけれど、でも、それだけだと、徹底分析の果ての無機質な音楽みたいに思えるわけよ。

そんなこと、ありえませんのです。

徹底分析の向こうには、桃源郷があるのだ。

昨夜、大学時代の悪友たちと納涼会をして、カラオケに流れていったんだけれど、「洋楽しばり」のように、70年代ロックばかり歌い続けていて、すると、当然の結果として、ストーンズも登場する。

真偽のほどはわからないけれど、ストーンズのチューニングには、かなり知られた裏話がある。

ストーンズのチューニングは、微妙にずれていて、しったかぶりは、彼らは耳が悪いんじゃね?などと言うわけよ。そして、そのすれ感がブルージーでさぁ~・・・とか言ったりして。

ふむ、ブルージーってのは、わかんなくもないけれど、耳が悪いわけじゃないさ。ギンギンにびったりとチューニングして、その後に、ちょっとだけゆるめる・・・んだって。

ストーンズを聞いてれば、信じられるよね、この話。

でね。

大野さんを聴くたびに、そして「精緻」という言葉を使うたびに、この話をふと思うわけよ。大野さんは最後の最後に、揺らしてみたり、本番で指揮を変えたりはしないけれど、絶対にぶれない右手があればこその、左手ってのがある気がする。

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