パトリック チャリティー コンサート ~ 豊島教会聖堂 修復記念のため ~(5/23)
カトリック豊島教会 は、真知亜さんが学生の頃から通っている教会なのだそうだ(…という表現で合ってる?仏教の檀徒みたいなもの)。今までも何回か、チャペルコンサートをなさっているけれど、豊島教会の聖堂も献堂60年となり、耐震工事の必要が出てきて、そのためのチャリティーを…という訳で。
私はしっかりと仏教徒であり、キリスト教に関しては門外漢ではありますが、真知亜さんの演奏は聴きたいし、ヴィオラの伝道師様もお出ましですし、チェリストは桑田さんなので、のこのこと出かけて行きました。
(Aber haben sie zu mir gesagt “Willkommen”,mit einem Laecheln.Ja,ich war gluecklich war.)
ヴァイオリン、齋藤真知亜氏、ヴィオラ、坂口弦太郎氏、チェロ、桑田歩氏。
「弦楽三重奏曲 変ロ長調(シューベルト)」。この曲は未完の位置づけでして、第一楽章のアレグロだけが完成している。何となく、明るく、弾むような雰囲気を持っている曲だと思った。聖堂はかなり反響するので、音がフワフワとした感じになるのだけれど、後半に向けての様子見(?)として、いいプログラミングであったと思う。
もちろんリハーサルはしていて、音の返り方などは、わかっておられただろうけれど、聖堂内に人が入ると、そこはまた違った感じになりますのでね。
「ゴルトベルグ変奏曲(バッハ/シトコベツキ編)」。次席が留学したとき、一人欠けたヴィルトオーゾ・カルテットで、この曲を聴いた。その時のブログを読み返してみたら、やたら楽しんでいましたのですが、今宵もやはりそうでした。
この数年ぐらいで気づいたんだけれど、私は変奏曲が好きらしい。大曲であっても、室内楽であっても。なんで?と、あえて聞かれると、はっきりした答えはでないけれど、でも、好きだわ。
私の実家が檀家になっているお寺は、牡丹がちょっだけ有名で、その時期だけ木戸銭をいただいて、牡丹を愛でていただいているのだが、実家の母は、長らく木戸番をしていた。檀家さんですべきものだからね。
昨夜も、教会のお世話の皆様が、受付やら、アイリッシュコーヒーの提供やらと、おつとめされていた。
聖堂修復が、つつがなく終わりますように。
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