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2014年4月 9日 (水)

銀座ぶらっとコンサート #84(4/9)

「桑田歩&早川りさこ ~ チェロとハープの素敵な出会い」。

チェロ、桑田歩氏、ハープ、早川りさこ氏。

「シチリアーノ(パラディス)」。桑田氏とはあまり話したことはないけれど、その数少ない機会の中で、とっても素敵な意味においてヲタクであられるとは知っている。ある作品について聞いたりしたとき、次の公演に関して聞いたりしたとき、返ってくる言葉の内容は、曲の解説、しかもエピソードまで含まれるような、実に濃いもので、そうね、ずーっと聞かせて下さったなら、どんなに楽しかろうと思うわけ。

今日もそんな感じでね、この曲の偽作疑惑からカッチーニの「アヴェ・マリア」の真相にまで話は及び、まぁ、楽しかったこと!・・・そして、ハープとの組合せで聴くこの曲は、実に美しかったですね。白井さんの演奏も聴いたことあるけれど、高弦と低弦では、かなり趣が変わる・・・当たり前か。

「ハバネラ形式の小品(ラヴェル)」。カジュアルで裕さん(オーボエ)が必ず演奏する曲なので、おフランスちっくな軽妙な感じをいつも楽しんでいますが、チェロも踊っていたかも知れません。ハープと合わせていたからかも知れない。

「無伴奏チェロ組曲 第3番(バッハ)」。なぜにバッハの無伴奏の時には、照明が暗くなるのか。集中力を高めるためかしら?それほど多くの人のリサイタルを聴いてはいないけれど、バッハに限らず、無伴奏の時に、照明を絞る演奏家さんは、そこそこにいるような気がする。

桑田さんのバッハは、初めて聴いたので、感想を書くのは無理だ。演奏家さんにとっても、特別なバッハの無伴奏を聴くことは、心に何か重たいものをもたらすから。重いと言っても、それは辛さとかではないんだけれど、でも、軽はずみな心では聴けない。

ゲンオンとはまた違う感覚で、心の中で、何かが飛ぶんである。

「アルペジョーネ・ソナタ(シューベルト)」。フツーに弦楽器のソナタとして考えると、音量の小さいハープとの演奏は、バランスなどで難しかったのかも知れない。こういうときに、ピアノのオールマイティさを思うけれど、ハープもピアノも、弦が音を出していることに代わりはなく、奏法が違うだけなのに、ずいぶん感じが変わる。

興味深いことだ。

「感傷的なワルツ(チャイコフスキー)」「白鳥(サン・サーンス)」。比較的、ゆったりと演奏されたこの2曲は、チェロとハープの魅力を存分に味合わせてくれたけれど、だんだんに、だんだんに。

Ich mag seines Spieles hoeren !

最後に聴いたのが、2月だよ?それも定期だからね。そう思っても不思議はないでしょ?

アンコールは「鳥の歌(カザルス)」「愛の挨拶(エルガー)」。ほとんど、心の中では泣きたい気分になりつつも、桑田さんが「アンコールを『鳥の歌』で終えるのは、本当の巨匠のすることで、僕はまだそうじゃないから、もう一曲」と言った言葉に、心動かされたのでした。

(王子ホール B列3番)

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