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2014年2月 5日 (水)

旅するヴァイオリン vol.37(2/4)

「ブラームス ヴァイオリンとピアノためのソナタ 全曲演奏会」。

ヴァイオリン、白井篤氏、ピアノ 田中良茂氏。

このコンサートの歴史に+αした年月が、すなち私が白井さんの演奏を聴くようになった歴史で、もう足かけ7年になる。ブラームスも何回か聴いているけれど、本当に大好きでおられることが、演奏から伝わってくるし、ブラームスの時には、かなり熱く語られる。

・・・いつの日か「白井篤語録」とかまとめてみようかしらん。もちろん非公開ですけれどね。

お品書きは、ソナタ3曲でございまして。

イギリス館のコンサートは、ほとんど海野春絵氏がピアノを弾いておりましたが、しばらくお休みでありまして、今回は白井さんの旧友である田中氏がピアノ。

これは私の勝手な推測なんですけれど、白井さんのハードスケジュールを思うに、このコンサートは日を設けてのリハはできないんだと思う。いつも開演前にリハをなさってるけれど、それが唯一の合わせで、あとはそれぞれに練習されてるのではないかと。だから、いつも演奏している春絵さんだと、阿吽の呼吸で行けちゃうこともたくさんあるのだと思うのね。

でも、田中氏は今回初めて合わせるとのことで、緊張なさっていましたし、白井さんの方も、ご自分がリードする演奏ということで、いつもとは勝手が違って、こちらも緊張されておられた感じ。だから最初のうち、ところどころにズレがあったんだけれど。

でも。

2012年10月26日 。この日に聴いた「雨の歌(1番)」は、私が今までに出会った中で最高のそれで、ルセフよりも感動した。あの年の個人的ベスト3で、文句なしに1位をつけましたが、今宵もそれがあったんですね。「それ」?ってなんですか?

私の中では、「雨の歌」=「白井篤」、ってことですね。演奏を思い起こそうとするだけで、泣けてきます。クララじゃないけれど、私は白井さんの「雨の歌」を墓場まで持って行きたい。

田中氏は、後半の3番が、少し余裕も出てきて一番よかったような気がします。ピアノの演奏に、男女の肉体的性差があるかはわからないけれど、なんかね、やっぱりどこか違うところあるんですよね。面白いものです。白井さんが男性ピアニストと合わせるの、初めて聴いたんで、そこんとこもちとゾクゾク。

アンコールには何が来るかって、決まっております。

「F.A..E. ソナタ 第3楽章」・・・かなりの圧巻でありました。

終演後「さすがに疲れました~」と仰っていましたけれど、そりゃそうですよね。ルセフも同じプログラムのコンサートをしたことあるけれど、今夜はもうこれ以上は弾けないって、言ってたもんね。

Frei aber einsam  この言葉をモットーとしたヨアヒムだけれど、その真の意味はどういうことなのか、もう今となっては憶測でしか語れない。それに対応して Frei aber froh をモットーとしたブラームスの真意もしかり。どっちかと言えば、 Froh aber einsam なことが多いのが世の常でしょ?

でも、ヨアヒムの言葉は、生きている様々な局面で、つきるけられる真実でもある。そんな時、白井さんのブラームスを思い出したら、前を向いていけると思う。

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